株主優待を手に入れる前に注意したいこと、前回は権利確定日と最終売買日についてふれました。

今回はもうひとつ注意したいこと、株主優待の使用制限についてまとめてみます。

株主優待で注意したいチェックポイント　②使用制限　有効期限

使用制限とは、文字通り株主優待を利用する際にかけられたさまざまな制限です。

これはそれぞれの会社によって異なり、中身もバラバラなので事前に確認することが大切です。

たとえば割引価格で航空券が予約できる株主優待で大人気のANA(9202）の場合でご説明しましょう。

同社の株主優待には2016年6月1日以降の搭乗に関して使用制限がつくようになりました。

繁忙期（ゴールデンウィーク、お盆、年末年始）一部の便に関して

株主優待割引運賃で予約できる座席数に上限が設定されるようになったのです。

そのほかにもお買い物券、お食事券を出している会社で、以下のような使用制限がある会社も見受けます。

平日限定、

ランチは使えない、

利用できるのは●●時まで、

●●店舗は除く

などなど。。

せっかく週末家族で使おうと思ったのに、とがっかりしないためにも

狙っている会社の株主優待にはどんな使用制限があるのか、あらかじめチェックするようにしましょう。

有効期限、これもチェックが必要です。ほとんどの株主優待には有効期限がついています。利用できるのはいつまでなのか、それまでに使えるのかをまず最初に確認しましょう。期間内に使い切ることができなそうでしたら、早めに手放して他の人に使ってもらうことを考えるのも大切です。

株主優待でもらったものは、ヤフーオークション、メルカリ、チケットショップ、買い取りショップなどがひきとってくれます。株主優待フォーラムでは各社のページにヤフオクのリンクを貼っています。クリックしていただいた日に出品があるかどうか、あるならいくらくらいの値段がついているのかをご確認ください。

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