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ユーグレナでお話を聞いてきました ①そもそもユーグレナとは?
配信日:2018年10月25日
管理人のしろがね笑美です。株式会社ユーグレナ(2931)でお話を聞く機会がありました。
ここではそもそもユーグレナとは?についてまとめてみました。
ユーグレナでお話を聞いてきました ②みどり麹とは? はこちら
●ユーグレナは藻の一種。和名はミドリムシですが、虫ではありません。
株式会社ユーグレナの社名になっているユーグレナの体長はわずか0.05ミリ。人間の髪の毛の直径0.07ミリよりも小さな微生物で、その姿は顕微鏡でないと確認するのがむずかしいそうです。
出所:公式ホームページ
ユーグレナは和名をミドリムシと言います。この名前のため誤解されやすいのですが、ユーグレナは昆虫の一種ではなく、藻の一種なんです。ワカメやコンブと同様の藻の仲間なんですね。
顕微鏡で見たユーグレナの画像
出所:公式ホームページ
●植物の特徴と動物の特徴を兼ね備え59種類もの栄養素を含んでいます。
ユーグレナは、植物の特徴と動物の特徴を兼ね備えた不思議な生命体です。植物の特徴としては、葉緑体を持っており、光合成によって体内に栄養素を蓄積できること。一方動物の特徴としては細胞を変形して移動できることがあげられます。
植物と動物の特徴を兼ね備えたユーグレナは実に栄養価の高い生命体です。植物に含まれるビタミンCや葉酸、動物に含まれるDHA、EPA,ビタミンB1など、なんと59種類もの栄養素を含んでいることが確認されています。
出所:公式ホームページ
●株式会社ユーグレナは、2005年に石垣島でユーグレナの大量培養に成功しました。
栄養価の高いユーグレナの優れた特性を活かして商品化するには、量産化が不可欠です。ユーグレナは栄養価が高いため、バクテリア、プランクトン、昆虫などがえさとして好んで食べるごちそうになってしまいます。このためせっかくユーグレナを培養しても、集まってきた微生物に食い荒らされて量産化に至らない。これがユーグレナの研究者たちが長らく超えられない壁でした。
この壁を乗り越えたのが、株式会社ユーグレナの創業者と大阪府立大学の中野先生でした。微生物が入らないようなクリーンな環境をつくるという試みから思い切って発想を転換したのがきっかけだったそうです。
微生物の排除を考えるのではなく、逆に微生物が好まず、ユーグレナだけが好むような環境づくりに努めた結果、世界で初めてユーグレナの量産化に成功しました。今では石垣島に年間160トンの生産能力を持つまでに拡大しました。
出所:公式ホームページ
●株式会社ユーグレナの事業領域 食品関連市場は190億円に達する市場に
株式会社ユーグレナでは、一般食品、健康食品、化粧品を始め、バイオ燃料や飼料にユーグレナを活用して商品化しています。こうして株式会社がゼロからスタートしたユーグレナを含有する食品の市場規模はすでに190億円に達しているそうです。
出所:公式ホームページ
株式会社ユーグレナは、ユーグレナを含有した商品を3つの経路を通して販売しています。創業初期は顧客企業のブランドで開発生産した商品を卸売するOEM事業からスタートして、ユーグレナの認知拡大を広めていきました。現在では自社ブランド製品の通販での販売にもっとも注力しています。
ユーグレナモール公式通販はこちら
出所:公式ホームページ
この結果、現在は株式会社ユーグレナによる自社ブランドで商品展開する直販部門の売上高構成比が最大になっています。
出所:2018年9月期 第3四半期決算説明資料
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公式ホームページ、みどり麹説明会、2018年9月期 第3四半期決算説明資料を参照して当サイトがまとめました。
2018年10月25日更新
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