●TATERU(旧社名インベスターズクラウド）(1435)の株主優待まとめ

2019年5月13日、TATERUは株主優待の廃止と2019年12月期の無配を発表しました。以前はクオカード（3,000円相当）を送っていました。

●単元株数と優待獲得最低株数

●株主優待の回数と権利確定月

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

100株以上保有する株主に対して一律クオカード3,000円相当

出所：公式ホームページ、配当予想の修正（増配・記念配当）及び株主優待制度の導入に関するお知らせを参照して当サイトがまとめました。

 ●TATERU(旧社名インベスターズクラウド）とは

TATERU(旧社名インベスターズクラウド）は、TATERUというWEBサイトを運営しています。このサイトを通じて、アパート建設に関するサービス（土地情報の提供、デザイナーズアパートの提案・建築・賃貸管理）を一貫して提供しています。2006年創業以来、アパート建設戸数は毎年2桁の伸びを達成し続け、2016年時点で累積で1,000件を突破しました。

出所：公式ホームページ

タテルで提供されるサービスの特長は

①土地取得代金の軽減化

土地取得にあたって中間業者を介さない仕組みを提供することで、中間業者への支払い利益や二重課税を回避しています。

②アパート経営にまつわるサービスを一貫して提供している

ことです。

アパートは定額制で、かつデザインは1件ずつ個性を持たせて陳腐化を回避する努力をしています。また第三者機関による瑕疵担保責任保険の加入、引渡し後20年間は不同沈下しない地盤である品質保証の発行、40日以上の空室には入居者が決まるまでの間、家賃保証を行うなどの手厚いサービスを提供しています。

リーマンショックで直面した需要の減少を転機に、インベスターズクラウドは在庫を持たない経営に転じていき、財務体質も飛躍的に改善しています。2011年の時点で無借金経営を実現しました。創業以来　建物件数は毎年2桁の伸びを達成し、累積建設件数は1000件を突破しました。

●IoTを賃貸住宅に導入したROBOT　HOME

従来型の不動産業とは全く異なるアプローチで不動産を取扱う会社、インベスターズクラウド。賃貸経営に早くもIoTを取り入れて端末で家電の操作や留守宅に訪ねてきた人の応対まで行うサービスをスタートさせました。

出所：公式ホームページ

さらに出資先のグローバル・リンク・マネジメント（3486）がマザーズ上場を果たしました。この会社もITを駆使して不動産投資にアプローチをしている会社です。オウンドメディア　from REIで不動産投資についてコンテンツ配信を行っています。

●特別調査委員会からの調査結果報告書開示、顧客の個人情報改ざんを行った従業員は31人、契約物件350件で改ざんがあったと公表

2018年12月27日、従業員による顧客の個人情報改ざんに関する調査結果報告書が公開されました。顧客の預金残高を実際より多く見せかけ、銀行融資の審査書類を改ざんしていた従業員は31人、契約物件350件にのぼっていたことが明らかになりました。この発表を受けてTATERUは役員報酬の減額と、一部取締役の辞任を発表しました。

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出所：公式ホームページ、株式分割並びに株式分割に伴う定款の一部変更及び株主優待制度の実質拡充に関するお知らせ、2018年 12 月 期 第 3 四半期 決算説明資料、特別調査委員会からの調査結果報告書（要約版）受領および今後の対応に関するお知らせ、役員報酬の減額及び取締役の辞任に関するお知らせ、2019年12月期における配当予想の修正（無配）及び株主優待制度の廃止に関するお知らせを参照して当サイトがまとめました。
2019年5月13日更新