●TOKAIホールディングス(3167)の株主優待まとめ

TOKAIホールディングスは2018年9月19日株主優待の拡充を発表。期間限定だった格安SIM・スマホLIBMOの月額課金割引を通常の株主優待の選択肢として追加しました。

●単元株数と優待獲得最低株数

●株主優待の回数と権利確定日

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

変更後 2018年9月末から適用

注①： 12ℓ ボトルは、TOKAIが提供している宅配水サービスを契約している株主限定で提供されます。

注②：TOKAIグループが JR 静岡駅前葵タワーで運営するレストラン「ヴォーシエル」（フレンチ）で使えるお食事券です。

注③： TLC ポイントの贈呈は、既存の TLC 会員の株主と新規で入会した株主（TOKAIグループが提供する対象サービスの 契約が必須）限定で提供されます。

注④： LIBMO の月額割引は、新規契約する株主または既に契約済み（2017 年 9 月末と2018 年 3 月末の2 回限定で実施された「特別コース」利用者も含みます）の株主ともに利用可能です。ただし過去に実施された特別コースの割引が適用されている場合、本コースとは重複適用できません。現在の割引が終了した翌月から 6 か 月間割引を適用されます。割引額の上限は利用料金となります。

スマホ料金については3大キャリアの寡占で割高では、というニュアンスでしばしば政府官僚から言及がされるようになってきました。LIBMOの追い風になっているかもしれませんね。LIBMOのサービスに関する詳細はこちらをご参照ください。

出所：株主優待制度の拡充について ～ 格安 STM/スマホサービス“LTBMO”コースを新設 ～ 

端末もいろいろそろえているそうです。

変更前

2018年3月末まで

注①： 12ℓ ボトルの優待は、宅配水サービスを契約者限定です。

注②：【C】はTOKAIホールディングスのグループ企業が JR 静岡駅前葵タワー最上階で運営するスカイレストラン「ヴォーシエル」（フレンチ）で使えるお食事券です。

注③：【D】はTOKAホールディングスグループが運営する TLC 会員サービスで貯まるポイントです。TLC ポイントの優待は、既存の TLC 会員か新規で入会者（対象サービスの契約が必須）限定です。

注④： 特別コース（格安スマホ）は、2017年 9 月期にさかのぼって適用、さらに2018 年 3 月期末株主優待の 2 回限定で実施予定。

注⑤： 特別コースは、以下のプランを利用する株主を対象に月額利用料 1,880 円分を最大 1 年間割引を実施。

出所：TOKAIホールディングス株主優待メニューの拡充について — 格安 SIT/スマホサービス“LIBTO”の利用料 1 年間無料の特別コースを新設 —

注①：契約事務手数料は契約するLIBMO回線ごとに発生します。

注②：10分かけ放題に加入すると1回あたり10分までの国内通話が何回でも追加料金なしで使えます。10分を超えると30秒あたり10円の通話料が発生します。

格安スマホサービス　LIBMOリブモについて詳しい説明はこちら

●TOKAIホールディングスは生活関連商品、サービスを提供するグループ企業の持株会社

TOKAIホールディングスはLPガスの卸事業を中核として、インターネット、ケーブルテレビ、水の宅配など、顧客のの生活に関連した商品やサービスの提供を行っている会社です。営業エリアは静岡県および関東一円から日本全国へ積極的な面的拡大を展開しており、顧客数は256万件にのぼっています。

2016年4月からは電力小売全面自由化に対応し、東京電力の新電気料金プランと既存の多彩なサービスとのセットメニュー「TOKAIカサトクプラス」を提案し、顧客に対して割引きサービスとポイント付与のダブル特典を提供しています。LPガスの卸業とケーブルテレビ運営会社などが経営統合し2011年から持株会社化しました。

出所：TOKAIグループの 事業概要と成⻑戦略

●地域担当者1,500名が顧客と対面営業を実施、新規参入事業でシナジー発揮しやすいネットワークを構築

TOKAIホールディングスの事業は「生活関連」と言っても幅広いです。会員制度を導入して割引やポイントを提供することで一世帯からさまざまな需要を引き出すことに成功している印象です。顧客の細かいニーズを拾い上げているのが1500名におよぶ地域担当者です。昔ながらの御用聞きふうビジネスのよさを、他の事業と上手に組み合わせている印象です。静岡県内の顧客数は93万世帯、3件に2件が顧客という強いネットワークを構築しています。

出所：公式ホームページ

2017年10月に優待に追加された“LIBTO（リブモ）”とは、2017年 2 月より本格参入した格安 SIT／スマホサービ スです。格安スマホ業界はすでに過当競争がささやかれており、一部では撤退や統合も発生しています。TOKAIホールディングスが短期間で13,000件以上の契約を獲得できたのは、地域担当者が長年かけて蓄積したサービスのネットワークの存在や既存ビジネスで実施している光インターネットサービスとの相乗効果があったからなのでしょう。

●過去5年間減収増益、利益率が大きく向上

TOKAIホールディングスは過去5年間で売上高を1880億円から1860億円とほぼ横ばいで推移しています。

一方で当期純利益は25億円から66億円へと大きく拡大し利益率の高いビジネスへのシフトを着実に実現しています。ただし2018年3月期は減益でした。

出所：公式ホームページ

出所：公式ホームページ

●株主優待に熱心で公式ホームページも投資家目線が充実

管理人のしろがね笑美です。TOKAIホールディングスは2017年2回、2018年度は昨年度試験導入した格安スマホに対するサービスを通常の株主優待に追加するなど株主優待に熱心な会社です。事業内容が多岐にわたるため業務内容をよく理解できていなかったのですが今回、公式ホームページを閲覧して理解を深めることができました。

なぜ生活関連事業を多岐にわたって手掛けることになったのか、それぞれの事業にどんなシナジーがあるのか、持株化してシナジーを活かした結果がどのような経営成績につながっているのかが実にわかりやすく開示されていました。

こういう会社は個人投資家から長期間にわたって支持を集めそうですね。

株主優待のブログランキングに参加しています。ポチをよろしくお願いします♪

出所：公式ホームページ、TOKAIホールディングス株主優待制度の一部変更（ ホールディングス株主優待制度の一部変更（ 制度の一部変更（拡充）について、TOKAIホールディングス株主優待メニューの拡充について — 格安 SIT/スマホサービス“LIBTO”の利用料 1 年間無料の特別コースを新設 — を参照して当サイトがまとめました。

2018年9月23日更新