●ウィルプラスホールディングの株主優待まとめ

ウィルプラスホールディングスは2018年5月10日、東証一部上場記念株主優待の実施を発表しました。

●単元株数と優待獲得最低株数

●株主優待の回数と権利確定月

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

注：1枚につき50円が東日本大震災被災地の子どもたちを笑顔にするための活動に寄附されます。

●東証一部上場記念株主優待実施（2018年6月末限り）

過去には1対２の株式分割、市場変更に伴う株主優待を実施しており、株主優待に積極的です。

●2017年12月末時点の株主に1度限りの記念株主優待実施を発表

ウィルプラスホールディングは、2017年9月6日に東証ジャスダックスタンダードから東証二部に市場変更しました。この市場変更を記念して、2017年10月16日記念株主優待の実施を発表しました。

2017年12月31日時点で100株以上保有する株主に対して記念株主優待として一律でクオカード1000円相当を送ると発表しました。記念株主優待は一律で一度限りの実施となります。

注：優待品は2018年3月上旬に送付予定です。

●ウィルプラスホールディングとは

ウィルプラスホールディングの傘下の主なグループ会社は以下の輸入車販売会社3社です。ジープ、クライスラー、フィアットなどを扱うチェッカーモーターズ、BMWとミニを扱うウィルプラスモトーレン、ボルボを扱う帝欧オートのそれぞれの概要は以下をご参照ください。

出所：2017年6月期 第2四半期 決算説明資料P.3

●国内新車台数が減少傾向が続く中、輸入車販売台数は2009年を底に上昇傾向

国内の新車登録台数は1996年の538万台に対して2016年は2016年は325万台。実に40％近くもの減少傾向にあります。一方で輸入車販売台数はリーマンショックの翌年2009年を底に、以後は毎年増加を続けています。2016年の輸入車販売台数は29.5万台と2009年の16.1万台から83％も増加しています。ピークだった1996年の32.4万台に迫る勢いで伸びており、国産車とは対象的な動きを見せているのです。市場拡大の要因は、魅力的な商品が投入されたことに加え、日本国内で輸入車に対する非関税障壁（電波法・排ガス規制など）の緩和で輸入車価格が下がったことも挙げられます。

●輸入車市場の拡大、車両販売以外のストックビジネスによる積み重ねで成長

ウィルプラスは輸入車市場の拡大という追い風を受け、日本人に人気の車種をそろえる戦略で順調に業績を伸ばしています。事業内容は新車・中古車の販売に加え、整備や点検などのアフターサービス、パーツや自動車保険の販売などの周辺ビジネスも展開することで業績を堅調に伸ばしています。

出所：2017年6月期 第2四半期 決算説明資料P.7

日本の自動車市場で輸入車が順調にシェアを伸ばしていることに気がついていませんでした。言われてみれば確かに輸入車が走っている姿やディーラーの店舗を見かけることが増えていたかもしれません。。そんな市場変化の中で巧みな戦略を打ち出しているウィルプラスホールディングに注目したいな、と思います。子供が大きくなったらジープに乗るのも楽しいかもなあ、なんて考えてしまいましたｗ

出所：公式ホームページ、株式分割 及 び 株 式 分 割 に 伴 う 配 当 予 想 並びに 株 主 優 待 制 度 の 修 正 に関する お 知 ら せ 、 上 場 市 場 変 更 記 念 の 株 主 優 待 に 関 す る お 知 ら せ、東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部 指 定 に 伴 う 記 念 株 主 優 待 実 施 に 関 す る お 知 ら せ を参照して当サイトがまとめました。

2018年5月16日更新