●コラボス（3908）の株主優待まとめ

●単元株数と優待獲得最低株数

コラボスは2018年2月28日を基準日として1株を3株に分割予定です。株主優待は株式分割後に100株保有する株主も対象に実施されますので、大幅な株主還元実施となります。

●株主優待の回数と権利確定月

●保有株数、保有期間による違い

株主優待は保有株数、継続保有期間にかかわらず一律です。

●株主優待の内容

2018年3月末から適用

注：毎年、定時株主総会終了後の６月下旬に「定時株主総会決議ご通知」 に同封予定。

●コラボスとは

コラボスは、コールセンターで利用されるシステムを開発し、日本で初めて月額のクラウドサービスとして提供しています。

出所：公式ホームページ

●クラウドサービスは導入企業のコストとシステム構築期間の削減につながるメリットを提供

コラボスは、コールセンターを立ち上げる企業の規模やニーズに応じて電話システムと顧客管理システムを提供しています。顧客のニーズに応じて最初から立ち上げるシステムの場合は、資金負担とシステム開発から導入までの期間が長くなる傾向があります。

コラボスはクラウドで構築したシステムを月額課金で提供することにより、顧客の資金負担と導入後の立ち上げ期間短縮に貢献しています。独自システムを開発して利用するとコールセンターの規模によっては導入費用が数千万円かかることもあるそうです。さらにシステム導入後も専用エンジニアによる保守・運用やバージョンアップが必要となりますが、月額クラウドサービスを利用するとこれらのコスト負担は顧客には不要となるメリットもあります。

コラボスは４つのサービスを提供しています。顧客はコールセンターの規模や用途に応じて使い分けることができます。

出所：2018年3月期 第 2 四半期 決算説明資料

導入企業数は約600社、3年以上継続する会社が57％という実績（出所：公式ホームページ）からも、日本初のクラウドサービス型コールセンターシステムは好評なようです。採用した企業には大企業が多く含まれており、コールセンターのクラウドサービスに対するニーズが高まっていることがうかがえます。

出所：2018年3月期 第 2 四半期 決算説明資料

●ストック型ビジネス、高財務体質でなおROEは14％

コラボスの年間売上高は約20億円。小ぶりですが営業利益率は16％と高く、自己資本比率は75％と財務体質は強固、ROEは14％と効率的な事業展開を行っている会社です。ストック型ビジネスを成功させている事例といえるでしょう。

出所：2018年3月期 第 2 四半期 決算説明資料

●2018年2月28日を基準日として1株を3株に分割予定。株主優待は分割実施後に導入、大幅な株主還元を実施。
コラボスは好調な業績を受けて株主還元にも積極的です。2018年2月28日を基準日として1株を3株に分割します。最初の株主優待は、株式分割後の3月末日時点で100株以上保有する株主も対象に実施されるので大幅な株主還元策の実施となります。

●コールセンターのITシステムを構築しているトランスコスモス（9715）も株主優待を実施しています。

トランスコスモス（9715）の株主優待をチェックする

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出所：公式ホームページ、株主優待制度の導入に関するお知らせ を参照して当サイトがまとめました。
2018年2月11日更新