●テイツー（7610）の株主優待まとめ

テイツーは2018年7月31日株主優待の詳細を発表しました。初回の2018年度株主優待のみ、2018年8月末時点で300株以上保有する株主が対象となります。2回目からは年1回、2月末時点で1,000株以上保有する株主が対象です。

●単元株数と優待獲得最低株数

注：初年度の2018年度のみ300株以上保有する株主が対象になります。保有株数が300株未満の株主は優待をもらえませんのでご注意ください。

●株主優待の回数と権利確定月

注：初回は2018年8月末時点で300株以上保有する株主が対象、以後は毎年2月末時点で1000株以上保有する株主が対象となります。

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

初回に限り、2018年8月末時点で300株以上保有する株主を対象に優待を実施します。2回め以後は2月末時点で1,000株以上保有する株主が対象となりますのでご注意ください。

注①：継続保有期間１年以上の株主とは、２月末日及び８月末日の株主名簿に 10,000 株以上の保有を同一株主番号で連続して３ 回以上記載または記録された株主のこと。

注②：初回の株主優待は2018年8月末時点で1,000株以上保有する株主に対して実施され、2018年11月末ころ送付予定です。

注③：２回め以降の優待品は毎年５月中旬ころ送付予定です。

注④：中古商品割引券はテイツーが運営する古本市場直営店舗とブック・スクウェア直営店で使えます。

注⑤：「古本市場パスポート」は、古本市場で商品購入の際に、通常の買物ポイントに別途ポイントが加算されるものです。 初回贈呈予定の「古本市場パスポート」はデニムの産地として有名な岡山の繊維素材を使用した物で作成する予定とのことです。テイツーは岡山で作られた製品を株主優待と結びつけることなどで、地元企業との連携による地域振興に努めていくそうです。

●テイツーとは　

テイツーは古本市場（ふるほんいちば）、ふる１、ブック・スクウェア、3Bee、トレカパーク、MO-ZEAL（モ・ジール）の屋号で書籍、家庭用ゲームソフト・ハード、トレーディングカード、ホビー、衣類・服飾品、CD･DVD等の販売および買取、CD･DVD 等のレンタル業務を行っています。本社は岡山県岡山市にあります。

駿河屋を運営するエーツーと資本・事業提携、古本市場に一極集中して中古商品に特化する戦略を実施中。

テイツーの2018年2月期の部門別売上高構成比は新品が57％、中古が39％、その他が4％でした。

単位：100万円、出所：2018年2月期決算説明会資料

テイツーは現在、古本市場の店舗にて中古品のマルチパッケージ販売に注力する戦略をとっています。採算が悪化していたトレーディングカード販売業態（トレカパーク）などの大量出店とECサイトの運営を取りやめて、古本市場一本に集中しています。

テイツーは、ゲーム・古本・DVD・CD・トレカ・フィギュア 通販ショップを取り扱う駿河屋を運営するエーツーと資本事業提携を実施しており、エーツーはテーツーの株式185.2万株を保有する第四位の大株主です。この提携により、古本市場では中古本以外にメディア（CD、DVD、テレビゲームなど）やフィギュアなども揃えるようになりました。

出所：2018年2月期決算説明会資料

この結果、既存店の売上高が下期から回復傾向を見せているそうです。

出所：2018年2月期決算説明会資料

●2019年2月期は久しぶりに黒字転換を見込む

テイツーは不採算店舗・事業の整理とリストラにより、2019年２月期は黒字転換を見込んでいます。既存店の売上高、経費の動向に注目したいですね。第1四半期終了後も業績予想は変更なしでした。

出所：2018年2月期決算説明会資料

出所：2019年2月期 第1四半期 決算説明資料

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出所：公式ホームページ、株主優待制度の導入に関するお知らせ、2018年2月期決算説明会資料、株主優待詳細決定及び初回限定優待実施に関するお知らせ、2019年2月期 第1四半期 決算説明資料を参照して当サイトがまとめました。

2018年8月5日更新