貯金が1000万円超えたら資産運用しないとだめかしら?
20代とか30代で貯金1000万円ある人の割合はどれくらいなんだろう?
実は貯金しかしていないと損してしまうって知ってましたか?
貯金が小額の内はまだいいのですが、貯金が1000万円を超えたら必ず資産運用すべきです。
1000万円は大きなお金ですが、資産運用を始める絶好のタイミングでもあります。20代や30代でも貯金1000万ある人の割合は意外と高いです。
貯金1000万超えたら資産運用しないと損な理由やおすすめの資産運用方法について解説していきます。
20代で貯金1000万ある人の割合とは?
周りの人がどれくらい貯金しているかは、普段聞けないけど、どうしても気になりますよね。
年代別の貯金額を確認してみましょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」によると結果はこちらです。
貯金が100万円未満の人が43.5%と半数近くを占めています。貯金額が増えると徐々にその割合は減っていきますが、貯金が400万円未満までの人の合計は76.5%となります。
つまり、大多数の人は貯金400万円未満となっています。
一方で、20代でも貯金が1000万円以上ある人は存在し合計で4.6%います。3000万円以上ある人も0.6%いる結果となりました。
意外といるなぁ、という気もしますがとても少ない割合なのは間違いないですね!
30代で貯金1000万ある人の割合とは?
続いて30代だとどうなるでしょうか?
結果はこちらです。
貯金が100万円未満の人は28.1%と大きく減少しています。
400万円未満までの人を合計すると55.3%となっており、20代の時の76.5%と比較するとこちらも大きく減少しています。
一方で、1000万円以上ある人の割合は17.1%となっており、20代の時の4.6%から大きく上昇しました。
30代ともなると落ち着く人が増えるのか、貯金額が大きく伸びていますね!1000万円以上ある人の割合は17.1%とそれなりの割合となっています。
ちなみに40代になると1000万円以上ある人の割合は31.6%です。比較的多くの人が貯金額が1000万円を超えてますね。貯金額的にも年齢的にも資産運用を始めたいタイミングとなってます!
貯金だけでは損してしまう理由
もちろん貯金すること自体は悪くないのですが、貯金しているだけでは損してしまう可能性が高いです。
その理由を解説していきます。
元本保証はいくらまで?ペイオフとは
まず貯金なら元本保証で絶対安心という考えになっていませんでしょうか?
残念ながら銀行が保証してくれる金額は決まっています。
銀行が破たんした時は、ペイオフと呼ばれる仕組みが適用されますがこちらが適用されるのは1000万円までです。
貯金額が1000万円を超えてくると、「貯金」=「絶対安心」という考えは成り立たなくなってくるのです。
とりあえず貯金をしておけば絶対安心という状態ではなくなるので、やはり1000万円を超えたら資産運用を始めるべきです。
貯金が無価値に??インフレの恐怖とは
続いて、恐ろしいのがインフレです。
インフレとはインフレーションの略で物価が上がることを指します。モノの価格があがるということは結果的にお金の価値が下がることを意味します。
具体的な例を交えて考えてみましょう
貯金1000万円の価値は、毎年5%ずつ物価上昇していくとどうなるのか?
1台500万円の車が何台買えるかで考えてみましょう。
現在は当然1000÷500=2台ですよね。
それでは、今後はどうなっていくでしょうか?
頭で考えるとなかなか難しいですよね。
毎年5%ずつのインフレを図にするとこのようになります。
1000万円の貯金の価値は今後どうなっていくのか?
7年後には710万円の価値しかなくなり、14年後には500万円の価値しかなくなります。実質半値になってしまっています。
日本では基本的に毎年2%の物価上昇を目標に掲げています。
つまり、貯金しかしていないと基本的には損するのが政府の方針です。
実際に最近は世界的にインフレ傾向が加速していますし、日本の物価も上がってきています。貯金だけでは本当に不安な世の中になってきましたね。
資産運用しないことによる機会損失
さらには、資産運用せずに貯金をそのままにしておくことで、資産運用していれば本来得られたであろう利益も失ってしまいます。
つまり資産運用しない事による機会損失が発生しているのです。
例えば今ある貯金1000万円を資産運用していれば今後どのように増えていくでしょうか。
年利5%で資産運用できた場合を考えてみましょう。
7年後にはプラス400万円の利益が生まれ、14年後にはプラス1000万円の利益が生まれています。
資産運用せずに14年間を過ごしていたら、本来得られたであろうこの1000万円を失ってしまう訳です。
1000万円を資産運用する時に気を付けたい事
それでは実際に貯金が1000万円を超えたら、どのように資産運用すればいいのでしょうか。
資産運用の方法は数え切れないほどあります。
貯金1000万円では、不動産投資のような多額の資金を必要とする投資は難しいですが、かといってFXのようなギャンブルのような投資もリスクが高いです。
1000万円を資産運用するなら、リスクを抑えながらもそれなりの利回りを狙える資産運用を目指すべきです。
リスクを抑えて年利10%程度を目指すのが理想かと思います!
1000万円を資産運用するおすすめの方法とは
リスクを抑えた安定運用はどうやってやればいいんだろう?
資産運用の方法で最も一般的な方法は株式や投資信託です。
ですが、どれも安定して利益を出していくには膨大な勉強時間が必要です。
資産運用に慣れていないのであれば、自分でやるのではなくプロに任せるヘッジファンドでの資産運用がおすすめです。
ヘッジファンドとは?
投資家の資産を預かり、代わりに運用してくれる資産運用のプロフェッショナル集団。各種金融機関で実績を残した一流の人物がファンドマネージャーを務める。主に欧米の富裕層を顧客として発展してきた。
ヘッジファンドは特に欧米の富裕層に愛されており、資産運用のプロフェッショナルとして発展してきました。
その運用能力は折り紙付きで、優秀なヘッジファンドであれば利回り10%~を期待することも可能です。
初心者でも投資できる?資産運用の条件とは
そう言われても初心者でも簡単に利用できるのか不安になりますよね?
安心して下さい!ヘッジファンドは基本的に誰でも出資可能です!
投資家を募集中のヘッジファンドであれば基本的には誰でも運用を依頼できます。
ただ、もちろん投資の条件は満たしている必要があります。多くのヘッジファンドでは最低投資金額が設定されていますので、それを上回る金額で運用を依頼するようにしましょう。
(そういった条件を満たしていてもファンド側に断られることもあります。それはもうご縁がなかったと思って気にしない方が良いと思います。)
最低出資金額はいくらから??
最低出資金額はヘッジファンドごとに異なります。
欧米のヘッジファンドでは1億円以上が主流ですが、日本のヘッジファンドでは1000万円以上の所が多いです。
自分の資産運用に回せる金額を考えてファンド選びを考えましょう。
また、投資先を選ぶ際に確認してほしいポイントがありますのでそちらもご紹介しておきます。
ヘッジファンドを選ぶ際の注意ポイントとは
ずばり重要なのは解約する時の条件です。
ヘッジファンドとしては、投資家には長期で資産運用してほしいので短期で止めるとペナルティがある場合があります。
運用成績があまり良くなかった時やヘッジファンドに対しての信頼が揺らいだとき、解約したくなると思いますがすぐに解約できないのでは大きなストレスとなってしまいます。
必ず解約の条件は確認するようにして下さい。
どうやってヘッジファンドに資産運用を依頼すればいいの?
ヘッジファンドに資産運用を依頼しようと思ったらどうすればいいんだろう?
ヘッジファンドは既存顧客からの紹介で投資家を募集しています。知り合いにヘッジファンドで運用している人がいれば紹介を頼んでみましょう。
ただ、知り合いなんていないという人が圧倒的に大多数だと思いますので安心して下さい。
ヘッジファンドに直接連絡を取ってアポイントを取れば説明を聞けるはずです。
個別のヘッジファンドについては下記ランキングにおすすめファンドをまとめていますのでぜひ確認してみて下さい。