- 株主優待フォーラム
- 第一カッター興業
1716
第一カッター興業
(だいいちかったーこうぎょう)
東証1部
- 株価
- 1,469円
(2021年03月19日 終値)
- 優待獲得最低金額
- 146,900円
- 配当利回り
- -
- 優待獲得最低株数(株)
- 100株(投資単元:100株)
- 次回権利付最終日
- 2019/06/25
- 権利確定月
- -
- 会社予想PER(倍)
- -
●第一カッター興業(1716)の株主優待まとめ
第一カッター興業は2017年についで2018年も記念株主優待の実施を発表しました。来年度以降、株主優待を継続実施するかについては言及していません。
●単元株数と優待獲得最低株数
単元株数 | 100株 |
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優待獲得最低株数 | 100株 |
●株主優待の回数と権利確定月
記念株主優待は2017年についで2度めです。2019年度以降の優待実施について言及していないので当サイトでは2018年度限りと記載しています。
株主優待の回数 | 記念株主優待は 2018年度限り |
---|---|
権利確定月 | 6月末 |
●保有株数、保有期間による違い
保有株数増加メリット | なし |
---|---|
保有期間長期化メリット | なし |
●2018年度記念株主優待の内容
記念株主優待は2017年度に続いて2度め、前回と同じく一律でクオカード2,000円相当の送付です。
100株以上 | クオカード (2,000円相当) |
---|
注:優待品は2018年9月に送付予定の株主優待決議通知・事業報告書・配当金領収証に同封されます。
●2018年6月末の配当金の増配を発表
2018年6月期当初予想 (2017年8月14日発表) | 12円 |
2018年6月期修正予想 (2018年6月7日発表) |
25円 (5円が記念配当) |
2017年6月期実績 | 15円 |
出所:配当予想の修正(普通配当及び記念配当)および記念株主優待に関するお知らせを参照して当サイトがまとめました。
2017年度も当初12円だった配当金予想を15円に引き上げて実施しています。
●第一カッター興業とは
第一カッター興業は、工業用ダイヤモンドを使って舗装道路やコンクリート構造物の切断や穿孔(せんこう)工事や、ジェット水流を利用した切断、洗浄工事などを行っています。切断・穿孔工事は社会資本の新設はもちろん、維持や修繕工事でも必要とされる工程です。
第一カッター興業は、以下のようにさまざまな工事を受注しています。
出所:2017年6月期決算説明会資料 (第50期)
第一カッター興業は切断・穿孔技術における研究開発に注力し続けてきました。老朽化した社会資本で使われたコンクリート構造物を切断すると大量の汚泥が発生します。その中間処分やリサイクルまでワンストップで受注できる体制を構築しています。
出所:2017年6月期決算説明会資料 (第50期)
そのほか、受注工事に応じて対応するさまざまな工法を開発しており、切断・穿孔に特化した技術力に定評があります。
●ダイヤモンド工法とは
ダイヤモンド工法とは工業用ダイヤモンドを使ってコンクリート構造物の道路や構造物の切断・削孔を行う手法のことです。ダイヤモンド工法に用いる工具は大きく分けて3種類。「ブレード」「ビット」「ワイヤー」があり、 それぞれ強靭なダイヤモンド砥粒を使用しています。
騒音・振動・粉塵等が少なく、安全性・効率性・経済性にも 優れた環境に優しい工法として知られています。
出所:公式ホームページ
☆ダイヤモンド工法を用いた工事実績
首都高速1号羽田線更新工事
渋谷駅基盤整備工事
硫黄島PRC設置工事
塩釜漁港市場桟橋撤去工事
大江戸線勝どき駅改良工事
新桂沢ダム嵩上げ工事
出所:第50期第2四半期決算説明会資料
●ウォータージェット工法とは
第一カッター興業は「土木・建築部門」「産業メンテナンス部門」においてウォータージェット工法を活用しています。
出所:公式ホームページ
ノズルから噴射された超高圧水の力により、コンクリートの結合を破壊するウォータージェット工法。①振動が少ない ②ひずみやゆがみが生じにくいため、対象物への影響が少ないため、マイクロクラックがほとんど発生しないといった特長があります。このため環境に配慮した優れた工法として注目されています。
☆ウォータージェット工法を用いた工事実績
東北道青森管内橋梁補修工事
荒川右岸終末処理場耐震補強工事
第三京浜東山田高架橋床版連結工事
旧石狩川頭首工撤去建設工事
出所:第50期第2四半期決算説明会資料
●売上高140億円と小規模ながら高採算、高財務体質
管理人のしろがね笑美です。建設工事にまつわる企業というと、とかく公共工事の予算抑制、同業他社との価格競争をイメージしておりました。規模は大きくとも経費がかさんで厳しい業界なのかなと思っていたのです。
ところが第一カッター興業は、売上規模こそ140億円程度(2018年6月期見込み)と小ぶりですがきちんと収益確保ができています。
注:第50期は2017年6月期実績
出所:2017年6月期決算説明会資料 (第50期)
おそらくこれは切断・穿孔工事が老朽化したインフラの維持・更新工事に不可欠で、ますます需要が拡大していくためではないかと思われます。公共投資全体の予算が抑制されても、第一カッター興業にとってマイナスの影響は少なく、むしろ追い風になっているビジネスモデルと言えるでしょう。
出所:第一カッター興業株式会社 2018年6月期 第2四半期決算説明資料
そして2018年6月期は高速道路の補修工事及び 首都圏の再開発に関連した解体工事の受注によって業績は大幅に上方修正、売上利益とも大きな成長を見込んでいます。
出所:第一カッター興業株式会社 2018年6月期 第2四半期決算説明資料
●無借金、財務体質は極めて堅調。今後株主還元の拡充に期待したい
第一カッター興業のバランスシートは実に見事です。大きな資産を持つことなく、技術に特化した結果、無借金で自己資本比率は74%(2018年第三四半期時点)です。今後は株主還元のさらなる充実も期待できそうに感じます。
出所:第一カッター興業株式会社 2018年6月期 第2四半期決算説明資料
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公式ホームページ、配当予想の修正(普通配当及び記念配当)および記念株主優待に関するお知らせ、配当予想の修正(設立 50 周年記念配当) 50 周年記念配当)および記念株主優待に関するお知らせ、第50期第2四半期決算説明会資料 を参照して当サイトが電話取材を実施してまとめました。
2018年6月8日更新
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よしおさんの有益なクチコミ紹介します
よしおさんの有益なクチコミを紹介します。
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第一カッター興業から株主優待を2
名義いただきました。
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- 投稿日: 2017/10/1
- 管理人しろがね笑美さん