●グッドコムアセット（3475）の株主優待まとめ

●単元株数と優待獲得最低株数

注：2018年4月末の株主優待から継続保有期間半年未満の株主は優待をもらえなくなりますのでご注意ください。

●株主優待の回数と権利確定月

●保有株数、保有期間による違い

株主優待は2018年10月末までは保有株数、継続保有期間を問わず一律ですが、2019年4月末からは半年以上継続保有が条件に追加されます。

●株主優待の内容

変更後

2019年4月末から適用

4月末、10月末共通　

注：継続保有期間が６ヵ月以上とは、同一株主番号で４月30日および10月31日の株主名簿に連続して２回以上記載又は記録された株主のこと定義されています。

変更前

2018年10月末まで適用

4月末、10月末共通　

●グッドコムアセットとは

グッドコムアセットは東京23区で新築マンションを自社ブランドGENOVIA（ジェノビア）で展開し、販売しています。グッドコムアセットが企画するマンションには以下の特徴があります。

☆外観・アプローチ・エントランス等、各物件の仕様 に統一感

☆マンション１階部分に植栽した壁面緑化デザイン 「green veil」を採用、または屋上緑化デザイン 「skygarden」を採用

☆ 間取りは１Ｋ、１ＬＤ Ｋ、２ＬＤＫ  広さは20㎡～60 ㎡ 

☆価格帯は2,000万円台～ 5,000万円台

☆立地は東京23区、最寄駅から徒歩10分圏内を中心 

出所：2018年10月期 第２四半期 決算補足説明資料

●物件のイメージ統一化によるメリット

外観やアプローチ、エントランスのイメージを統一化することのメリットは

①仕入先（ゼネコン）

②販売先（投資家）

がそれぞれ、物件の建築前 の段階からジェノヴィア仕様のイメージを持つこと が可能であり、リピートを促進する要因 になりえることです。

仕入れた物件の販路は投資物件として個人に売るBtoC、または国内の不動産業者に新築物件として販売するBtoB販売となりますが、大半がBtoCとして販売しているようです。

●高属性の女性客からリピート買いを集めることに成功

グッドコムアセットのは、新築マンションの販売を通じて、高属性の個人顧客を集めることに成功しています。さらにリピート率が高いことも特長といえるでしょう。

具体的には公務員で年収が500万円以上、女性顧客が90％以上を構成しています。これほど高属性の女性客の顧客リストを集め、リピート率が50％以上という点が新築マンションを販売する同業他社との違いと言えそうです。いわばこの顧客リストがグッドコムアセットの一番の資産と言えるかもしれません。高属性の女性を集めることに成功しているビジネスモデルに注目したいと思います。

2018年に入ってから、金融機関の不動産業への融資は大きく減少したと伝えられています。一部の企業は融資引き締めの影響を色濃く受けているとも伝わるなか、グッドコムアセットの業績は引き続き堅調で驚きました。マンションの仕様を統一して、ターゲットを融資が下りやすい公務員属性に絞ったことが奏功しているのでしょうか。

出所：2018年10月期 第２四半期 決算補足説明資料

入居率が高水準を保ち、既存顧客によるリピート率が半分を超え始めていることも収益改善に寄与していると思われます。

出所：2018年10月期 第２四半期 決算補足説明資料

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出所：公式ホームページ、2018年10月期 第２四半期 決算補足説明資料を参照して当サイトがまとめました。

2018年10月14日更新