●ジェイ・エス・ビー（3480）の株主優待まとめ

ジェイ・エス・ビーは2018年7月20日東証一部に上場しました。

●単元株数と優待獲得最低株数

●株主優待の回数と権利確定月

注：今後の株主優待実施については未定。

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

●ジェイ・エス・ビーとは

ジェイ・エス・ビーは、学生を対象にした居住用マンション（学生マンション）の企画・開発・賃貸・管理を行っています。管理⼾数は2017年4月末現在で60,154⼾（⾼齢者住宅469⼾含む）1584棟と、業界トップクラスの規模を誇っています。社名はJ.S.B.(ジェイ・エス・ビー)＝Japan Students Bureau(⽇本 学⽣公社)の頭⽂字から取っているそうです。

北海道から沖縄まで70の直営店舗「UniLife」(ユニライフ)を運営しています。特筆すべきことは、ジェイ・エス・ビーの管理物件（借上・⾃社所有物件）の⼊居率は10年連続98％ 以上、直近3年連続99.9%（⾼齢者住宅除く） であることです。

日本が少子化に直面して30年くらいでしょうか。学生マンションの入居対象となる学生の人口が減り続けているのにジェイ・エス・ビーは着実に成長を遂げて利益率が上昇しているのに驚きました。

出所：2017年10⽉期決算説明会資料

会社の決算説明会資料を参照して、ジェイ・エス・ビーが成長を遂げている理由をいくつかピックアップしてみました。

①18歳人口は減少しているが、学生数は横ばいを維持している。留学生増加は国策で追い風。

少子高齢化＝18歳人口減少＝市場規模激減。これが私のイメージだったのですが、実際は進学率の増加で学生数は横ばい程度で推移しているのですね。

出所：2017年10⽉期決算説明会資料

出所：2017年10⽉期決算説明会資料

さらに2020年に留学生30万人計画が国策として打ち出されており、学生マンションの顧客増に追い風になっています。

②1976年から蓄積したノウハウ

ジェイ・エス・ビーは学生マンションの開発から運営まで一気通貫で行える規模を誇っています。それは1976年から一貫した事業の継続で築いた規模、経営ノウハウの為せるワザではないでしょうか。全国規模で店舗を構え、学校との連携が確立できている企業は少ない印象です。

また合格前に予約ができるサービスなど、学生側のニーズにもきめ細かく対応し、今の学生がほしがるであろう設備、部屋探しで必要であろう機能も細かく備えていることがうかがえました。

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出所：公式ホームページ、上場記念株主優待の実施に関するお知らせ、2017年10⽉期決算説明会資料 を参照して当サイトがまとめました。
2018年９月17日更新