●HIOKI　日置電機(6866)は、2017年4月7日株主優待の廃止を発表しました。

株主優待廃止の理由は①優待品（信州りんごなど地元食材）の管理と調達がむずかしくなったこと　②株主に対する公平性を配慮したこと　があげられています。廃止に伴い、2017年12月期の予想配当金は40円から50円にひきあげられました。

●単元株数と優待獲得最低株数

●株主優待の回数と権利確定日

●保有株数、保有期間による違い

●株主優待の内容

注：優待品は12月初旬送付予定。​

日置電機の株主優待は信州のりんごがおいしいと株主の間からも評判でした。

HIOKIの公式ホームページに以前掲載されていた写真です

今回会社側の発表には、

＞＞優待品の品質確保および調達が長期的にみて困難 となりました＜＜

と率直なコメントが書かれています。鮮度が問われる生鮮品を全国各地の株主に配布するのはかなり大変なことだったのでしょう。株主側に立っていると忘れがちですが、株主優待には相応のコストと負担があるのだなあと感じました。

今回の株主優待廃止に伴い、2017年12月期の予想配当金は40円から50円に引き上げられました。2017年4月7日の終値は2255円。配当利回りは2.2％と、優待に遜色ない配当ではないかな、と感じました。

出所：公式ホームページ、株主優待制度の廃止、配当方針の変更および配当予想の修正に関するお知らせ を参照して当サイトがまとめました。

2017年4月7日更新

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