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②株主優待は個人株主こそフル活用したいもの
配信日:2016年9月24日
株主優待は小口の投資家ほど有利に設定されています
株主優待は小口投資をしている個人株主に長く保有してもらうことを狙いにしている会社がほとんどです。
配当と違って小ロットでも魅力的な株主優待を提供してくれる会社も多くなりました。
せっかく優遇されるメリットを生かして、小ロットの個人株主こそ株主優待をフルに享受して株式投資を楽しみたいものです。
保有株数に比例して増える配当金=大口投資家ほどたくさんもらえる
配当金は保有株数に応じて支払われます。つまり保有株数が大きい投資家ほど受け取る配当金は増えていきます。
100株保有する小口株主と10万株株投資している大口株主を比べると、大口株主が受け取る配当金は投資金額に比例して増えるため、小口投資家の1,000倍となるわけで、
配当の受取額は大口投資家ほど多くなるわけです。
そんなこと当たり前だ!とおっしゃらないでください。株主優待はその「当たり前」が当たり前じゃないことをご説明する前におさらいしただけなんです。。
小口投資家に手厚い株主優待
一方、株主優待では、100株保有する株主と10万株保有する株主が受け取る中身に1000倍もの金額差が生じることはまずありません。
せいぜい違いは数倍程度。株主優待は、少額投資の株主に手厚く設計されているのです。
こと株主優待だけで比較すると、小口投資家のほうが効率的に優待を手に入れられるので、そこに気がついた賢い個人投資家たちから注目されているのです。
カゴメを例にとって説明します
個人株主に人気のカゴメ(2811)を例にとってご説明しましょう。
2016年度のカゴメの一株あたり年間予想配当金は22円です。カゴメの最低投資単位は100株ですから100株の株主は年間2,200円の(税前)配当金をもらいます。
10万株の株主には220万円の(税前)配当金が支払われます。10万株の株主は、保有株数に応じて、100株の株主の1000倍分の配当金を受け取ることになるのです。
(実際にはそれぞれ受け取り配当金から税金が差し引かれた金額を受け取ることになります)
100株株主に1,000円相当の自社製品詰め合わせが送られる
それでは株主優待はどうでしょう?
カゴメの株主優待は100株所有する株主から支給されます。
「100株以上なら・・・1000円相当の自社商品詰合せ」
「1,000株以上・・・3000円相当の自社商品詰合せ」となっています。
1,000株以上の株主がもらえる株主優待は3,000円相当の自社製品詰め合わせで統一
ということは、1,000株以上の株主は保有株がいくらであってももらえる株主優待は3,000円分の自社製品詰め合わせということです。
さきほどの事例でいえばいえば保有株数が10万株の株主であってももらえる株主優待は3,000円相当。
つまり保有株数が1000倍あるのにもらえる株主優待は3倍にすぎないわけです。
株主優待が小口投資家に有利に設計されているのがおわかりになるでしょう。
株主優待をねらうなら投資株数は小ロットの方がお得
カゴメの例でわかるように、株主優待は小口株主にやさしい仕組みとなっている例が多いです。
株主優待を楽しみたいなら、保有株は最低ロットに抑えて複数の株を投資するのがお勧めです。
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