2017年2月6日から10日の週で、株式分割を予定している会社以外で変更を発表したのは2社、株主優待の廃止を発表したのは1社です。

●株主優待の変更を発表したのは 2社

東海汽船（9173）

株価はこちら

☆会社予想配当＋優待利回りは0％

会社予想PERは20倍,会社予想配当利回りは0％

東海汽船は伊豆七島へ観光汽船を運行する会社です。

株主優待は年2回、6月末、12月末時点で100株以上保有する株主が対象です。株主優待の内容は保有株数に応じて乗船券や東海汽船が運営する施設が使える株主優待券が送られます。2017年4月1日から10対１の株式併合を予定しており、これに伴って2017年12月末からは優待獲得最低株数が100株に変更されます。

乗船券、株主優待券が金銭換算できないのと予想配当金が０円なので配当＋優待利回りは0％としました。

東海汽船の株主優待まとめはこちら

長瀬産業（8012）

株価はこちら

☆会社予想配当＋優待利回りは3.82％

会社予想PERは21.59倍,会社予想配当利回りは1.98％

長瀬産業は化学品と電子材料の専門商社です。

株主優待は年1回、3月末時点で100株以上保有する株主が対象です。株主優待の内容は2017年3月期から東北地方と熊本の復興支援を目的としたご当地グルメカタログ（3,000円相当～）に変更されました。長瀬産業が選択した商品の中からひとつ選択します。

(100株保有し3,000円相当のグルメギフトを受け取った場合）
2017年3月期の会社予想配当金は32円なので
配当金32円×100株＝3,200円
3,000円相当のグルメギフトを年1回支給なので合計3,000円
配当金と優待合計6200円÷1,619円×100株＝3.82％

（株価1,619円は2017年2月13日終値）

長瀬産業の株主優待まとめはこちら

●株主優待の廃止を発表したのは 1社

ニッコウトラベル（9373）

株価はこちら

☆会社予想配当＋優待利回りは0％

会社予想PERは倍,会社予想配当利回りは0％

ニッコウトラベルは熟年世代にターゲットをしぼった海外パッケージ旅行を企画している会社です。三越伊勢丹ホールディングスによる株式公開買い付けで完全子会社化されることが発表されました。TOB（買い付け）期間は2017年2月13日から３月23日まで、TOB（買い付け）価格は2017年2月10日の終値を89円上回る１株あたり390円の予定です。

この決定に伴い、ニッコウトラベルは株主優待の廃止と2017年3月期の配当予想の修正（10.5円を0円）を発表しました。

ニッコウトラベルの株主優待まとめはこちら

株主優待のブログランキングに参加しています。ポチをよろしくお願いします♪